HOME食育って何? > 日本の食育の取り組み

世界の食育の取り組み

イメージ画像

日本では2005年に食育基本法が成立しまたが、欧米では食育基本法のような法律はない代わりに、食に関する教育は様々な形で行われています。
【イギリス】
イギリスでは2001年から「学校の食べ物」計画が実施され、学校給食も食育の観点から見直されることとなり、教育省では子供たちの肥満防止などを目的とした行動計画(一日に5品目以上の野菜や果物を一定量摂取する)や農業体験を通して、学校が食育計画の推進を支援しています。 なお、学校の正規の授業でも、理科、技術・家庭、公民・保健の中で食育を取り扱っています。

【イタリア】
イタリアでは伝統的な郷土料理や質の高い食品を守り、現代人の食生活も見直すスローフード運動が1986年にイタリアのブラという町で始まりました。この運動は、ファストフードとは、対極の考え方で、地場の食材を活かし伝統食を見直し、子供たちを含め、消費者に科学調味料などを使用しない、本物の味の教育を進めること等を目的としています。

【アメリカ】
アメリカの食育の背景には、先進国の中でも高い肥満者率の問題があります。子供たちの肥満との関係で、学校でのスナック菓子や自動販売機でのジュース類の販売等、議論の的になっていて、ニューヨーク市では、自動販売機でのジュース類の販売を禁止し、脂肪、食塩、糖などが抑えられてる食品のみを提供するといった対策をとっているところもあります。
アメリカでは、連邦政府等の支援により、「学校昼食プログラム」や「学校朝食プログラム」が行われていますが、学校給食(特に昼食)は、いくつかのメニューの中から生徒が自由に食べたい物を選ぶ形式になっていたり、給食が必須ではない為、ファストフードやスナック菓子を昼食代わりにする生徒がいるなど、食に関する指導不足を指摘する声もあがっています。